九月前半

9月1日


 新聞に入っている求人広告を見ていたら、こんなのがありました。





 おしゃれスタッフ?
 

9月3日


 道ばたで発見。和菓子屋さんの張り紙。







 どうしよう。
 

9月4日


 友人が頭を押さえながら、一言。


「あ…ヤニクラ来た…」
「へ?」


 一体何のことかと思ったら、煙草を吸うと起きる現象のことらしいです。普段あまり煙草を吸わないので、そんな単語があることをはじめて知りました。


 と、ゆーわけで、好奇心旺盛な私。


「いいなぁ、ヤニクラって! 煙草一本寄こせ!」
「いいけど…これ、強いよ?」
「いいから!」


 火を付けてもらい、煙をずぱーっと吸い込む。…お、くらっと来た、くらっと。


「ほっほー、これがヤニクラッシュか」
「いや、ちげぇ」
「え? ヤニクラッシュの略じゃないの?」
「違うって」
「あ、じゃああれだ、ヤニクライ」
「違うっつの」
「じゃあなんだよ!」
「ヤニクララです」
「ペーター!?」


 俺の負け。
 

9月5日


 今日は、男性向けの日記です。


 日本人男性の八割が、仮性○○だという説は有名ですね。あなたはどうですか? …そうですか。


 この、八割という確率に注目して、ちょっとした遊びを考案しました。まず、仲良しの男五人で集まってください。


 確率的に、一人裏切り者がいます。


 ここまで言えば、あとはわかるでしょう。細かいルールを決めて、その一人をあぶりだして、さんざんにいじめてあげてください。


 最後に一つだけ。発案者として、この遊びの名前だけは私につけさせてください。


 「上野裁判」
 

9月6日


 就職などの面接の際、「とりあえず」という単語は禁句なんだそうです。「どうしてこの会社を選んだのですか?」「とりあえず、です」とか。


 確かに、「それほど深くは考えてないんだけど、まあこの会社でいっかな? と思って☆」という意味に取られそうな気がしますよね。でも、辞書にはこう書いてあるんです。


とりあえず
〔取るべきものも取らずに、の意から〕
(1)いろいろしなければならないものの中でも第一に。さしあたって。まずはじめに。
「―これだけはしておかなければならない」「―お知らせ申し上げます」
(2)すぐに。直ちに。
「取るものも―かけつける」


 みなさん、どうですか。「とりあえず」という単語の使い方、間違えてはいませんか? 上記の例は、明らかに使い方を間違えていることがわかりますね。


 さて。このまま終わってもいいんじゃないか? ってくらい真面目なお話でしたが、実は本題はここから。



 「とりあえずビール」ってなんだ。



 >(1)いろいろしなければならないものの中でも第一に。



「おばちゃーん、今俺の家大変なんだよ、うちのじじいが危篤でさぁ、もってあと数日らしいんだわ。で、もう俺ヤケになっちまって、ついさっき銀行強盗してきて、ついでに逃走中にひき逃げまでしちまったんだ。へへっ、笑えないよな。ま、ホントはこんなとこいないで、いろいろしなきゃいけないことあるんだけど、とりあえずビール」


 …世のお父さんたち、みんな命がけでビール飲んでるんだなぁ。
 

9月7日


 シリーズ・なんとなく思いついた単語






 東海道中隙だらけ

 

9月9日


「こんな授業じゃさ、絶対英語なんて身に付かないよね」
「うん、教育の仕方に問題があるよ」
「どうやれば、英語覚えられるのかねぇ」
「英語圏に住むのが一番いいんだろうけど、そんなお金、ないしね」
「んー、じゃあさ、擬似的に英語圏を作ればいいんだ」
「どうやって?」
「まず、日本中の英語教師を全員クビにするだろ」
「いきなり手荒だねー」
「莫大なお金が浮くはずだ」
「そうだね」
「その金で、どこかの島を買い取る」
「うん」
「で、英語ランドを建設するわけだ」
「なるほど、大体わかった。英語しか喋っちゃいけないんだろ?」
「そう。何をするにも試験官が隣にいて、いろいろ質問してくる。それに、全部英語で答えなきゃならない」
「答えられなかったらどうなるの?」
「ムチでびったんびったん叩かれる」
「何から何まで手荒だね」
「『やめてください』って英語で言えるまで、叩かれ続ける」
「まっさきにその言葉覚えるんだろうね」
「ま、そんな環境なら、必死で英語覚えるだろ」
「やる気でるかなぁ、そんな環境で…」
「いや、成績がいいと、すごく優遇されるから」
「あ、なるほどね」
「でも、厳しいから、なかなかそこまではね」
「上に行くのは難しいんだ?」
「うん、笑い方も、ちゃんと『HAHAHA!』って聞こえないとダメだから」
「うっわきっついねぇ」
「『あはは』とか言うと、またムチでびったんびったん」
「そこまで出来るようになったら、もう卒業でしょ?」
「そうだな、卒業試験だ」
「どんな?」
「心までアメリカ人にならなければならない」
「そこまで?」
「まだ入ったばかりの日本人が、試験官にムチでびったんびったん叩かれてるだろ? それをさげすんだ眼で見ながら『HAHAHA、イエローモンキー』って言えたら卒業」
「洗脳じゃん!?」


 そんな話で盛り上がる昼休み。数十分後に行われる英語の試験のことなんか、まるで気にしてもいないかのように…(散々でした)
 

9月12日


 エロ本について語ろうと思います。


 …たった一文書いただけで、ちょっと死にたくなりましたけど、書き始めてしまったからには語らなければなりますまいね。なんか喋り方がおかしいので直しますね(ぎゃるんっ)(ぎゃー!)


 さて、エロ本ですが、たった一日で全てを語り尽くせと言われても無理な話ですので、今回は「購入編」をお送りしたいと思います。


 みなさんは、エロ本はどこで入手しますか? 本屋、古本屋、友人宅、エロ本墓場など、いろいろあります。けれど、最近は、やはりここで買うことが一番多いのではないでしょうか。そう、コンビニです。


 本屋で本を買うことは、自然な行為です。しかし、様々な商品が置いてあるコンビニで、エロ本「だけ」を買うということに、抵抗がある方も多いかと思います。そこで今回注目するのは、コンビニでの購入方法についてなのですが。


 よくやるのが、他にも一緒に雑誌を買って、エロ本を下に隠す、という方法ですね。確かに、堂々とエロ本をレジに出すのは恥ずかしいかもしれません。店員さんが女性であれば気恥ずかしいのは当たり前ですし、逆にちょっとカッコいい男が店員だったりすると、なんだか死にたくなります。


 しかし、僕はこの方法が出来ません。逆に、エロ本を隠している、という行為が恥ずかしいのです。男らしくないのです。


 かといって、エロ本だけをレジに持っていくのは、逆に男らしすぎて出来ません。男らしいというより、どっちかっつーとらしい感じがするからです。


 ではどうするのか、と言うと、僕はいつも、お酒と一緒に買うことにしています。お酒というのも、たいていは数リットル入っている焼酎です。


 理解していただけますでしょうか、私のこの行動の理由を。エロ本だけを買うのは恥ずかしい。かといって、他の雑誌を一緒に買ってごまかすなどという行為はしたくない。ならばどうすればいいのか。


 酒と一緒に買うことによって、店員さんに、こう思わせたいのです。「ああ、この人にとって、エロ本はもはや生活の一部なんだ」、と。酒も、エロ本も、あって当たり前のものなんだと。店員がそう思ってくれるだろう、と考えると、なんの照れもなく、エロ本を購入できるのです…


 と、長々とこういう話を、学校でしてみたのですが、まあ案の定誰も理解してくれませんでした。むしろ「わけわかんねぇ」と罵られる始末です。仕方ないので、逃げ道を探しました。


 (そういえば、最近俺、コンビニじゃ買わないじゃん。こっちのほうが、みんなの賛同を得られるかもしれないな)


「ま、それも昔の話でさ」
「うん?」
「今は、金に余裕があるときに、古本屋で十冊くらい一気に買ってる」


 次の瞬間から、僕はヒーローになりましたとさ。
 

9月13日


 シリーズ・なんとなく思いついた単語






 赤ちゃんとボム




 …失敗。