十月後半

10月18日


 ある日突然、胃の痛みを感じました。胃薬を飲むと、しだいに痛みが薄れていきました。

 その日から、毎日胃が痛むようになり、そのたびに胃薬を飲むようになりました。

 何ヶ月も、一日も休まることもなく痛みはやってきました。そのうちだんだんに慣れていき、痛みがきても、別段驚かないようになりました(もちろん痛いことは痛いのですが)。むしろ、ほぼ特定の時間にやってくるその律儀な痛みを、心待ちにしていたような気さえします。

 そんな日々が続いたある日のことです。いつものように痛みがやってくきたのですが、なんだか違和感があります。普段よりも、少し痛みが強いような気がしました。しかし、それほどたいしたことでもないと思い、いつもどおり薬を飲んで、やり過ごしました。

 次の日から、ぱたりと痛むことがなくなりました。最初は、まあ、一日くらい来ない日があったっていいよな、と思い、次の日には、痛みが蓄積して、とんでもない激痛が襲ってきたらどうしよう、などと思いました。

 けれど、次の日も、その次の日も、痛みはやってきませんでした。そのうちに、痛みがこないことが当たり前になり、いつか、そんなことなどすっかり忘れていました。



 そんなことを、ついさっき、ふと、思い出したのです。そしてどうしてか、なんだか悲しいような、切ないような気持ちになりました。

 なんだ、俺は――胃痛に、恋でもしていたのかな

 ぼんやりとした頭で、そんなくだらないことを考えていた自分に気がつき、小さく笑いをこらえながら、私は布団をかぶりました。
 

10月20日


「お父さん、どうして人は働かなくちゃいけないの?」
「さあ、お父さんは無職だからわからないなぁ」
「へへっ、お父さんに、隕石とかが当たればいいのに!」


 意訳:バイト始めましたとさ。
 

10月26日


 シリーズ・なんとなく思いついた単語









 縮地、一歩前へ





 黒猫ヤ○トの大久保暗殺♪